日本工作機械工業会(JMTBA)が発表した2025年9月分の工作機械受注速報によると、総受注額は1兆3,778億円となり、**前月比114.7%・前年同月比109.9%**と2か月連続で増加しました。
内需は4,278億円(前年同月比103.0%)と緩やかな回復を見せた一方で、外需は9,499億円(前年同月比113.3%)と引き続き堅調に推移しています。これにより、2025年の累計受注額は**11兆6,384億円(前年同期比105.8%)**に達しました。
海外市場では、自動車・半導体・エネルギー関連分野での設備投資需要が堅調で、日本製工作機械への関心が引き続き高まっています。一方、国内市場では更新需要を中心に安定した動きが続いています。
次回の速報は2025年11月12日(水)15時以降に発表予定です。


